日独通訳
文化理解と専門知識でビジネスを円滑に。
通訳シーン
- 商談通訳
- ヒアリング通訳
- アテンド通訳
- 会議通訳
- 展示会通訳
商談、ヒアリング、ビジネスサポート、全てのビジネスシーンで通訳業務が関わります。口頭でのコミュニケーションでは語学力はもちろんのこと、現地の文化や慣習から見て違和感のないやりとりが必要となります。さらに各分野の専門知識を兼ね備える必要があります。相互異文化理解と専門知識を同時に実現する通訳は、コミュニケーション上のストレスを与えず、より深く面談内容に集中することを可能にします。こうした質の高いサービスを提供できるのが、当社のドイツ語通訳です。特に技術、医療など高度な専門知識を必要とする分野を得意としています。
技術に強い通訳
商談、アポ入れ、ヒアリング、ビジネスサポート、全ての場面で通訳業務が関わります。技術は日本とドイツのビジネスで非常に大きな割合を占めます。
代表者は5年以上、現地の日系自動車コンポネントメーカーの工場立ち上げに通訳として従事した経験を持ちます。上流の組立工程に始まり、加工技術(旋盤、切削)、最後は鋳造技術(アルミダイキャスト)のライン立ち上げに関わりました。また製造現場を支える生産技術、品質管理、物流、保全などモノづくりのノウハウを日独両言語で身につけました。
事例
日系機械メーカーの現地支社のセールスマンがどのような商談活動をしているかを評価するために、本社側から出張者が派遣されてきた際の通訳。これまで通訳がいないときは、商談中はドイツ語でのやりとりなので、出張者は内容がわからず、商談後に英語でセールスマン自身から聞き取りをしていたという。それでは本当の意味での評価ができないので、通訳を入れることに。商談中はウィスパリングで商談中のやり取りを通訳した。お客様は通訳のスピードもさることながら、技術用語がきちんと訳されていることに驚かれていた。
医療に強い通訳
医療という人の健康、生命に関わる通訳であることから、この分野に携わる通訳の責任はひときわ重いものです。
医薬分野は製造設備や製造管理手法にGMPと呼ばれる基準への準拠が求められます。また医薬品、医療機器の治験は国際的に合意された臨床試験の実施に関する基準をもとにした日本のGCP省令の厳格な適合が求められています。これらの考え方は通常の工業製品の製造や試験にはないもので、特殊なノウハウを必要とします。当社は毎年数多くのドイツにおけるGMP査察に立会っており、また近年日本市場向け治験プロジェクトへの通訳として参加しています。同じ国際ガイドラインに準拠しつつもドイツと日本とでは内容の解釈が大きく異なる場合もあり、医療の現場ではより慎重に議論を進めて行く必要があります。
事例
治験現場である現地病院で当局のGCP査察に立会う。全ての病院資料はドイツ語で綴られている。通訳は限られた時間の中で査察官が症例報告書や組織化について的確に把握できるようにサポートしなければならない。このため、査察に入ることになった背景、治験の目的や特徴などについて、あらかじめインプットし、査察官との綿密な連携の元に作業を行った。当社の評価は高く、当局部署からは毎回指名をいただいている。
事例
ドイツの製薬会社が日本市場での治験プロジェクトで、日本支社との打ち合わせに通訳を入れたいとのご相談。ウェブ会議の形をとり、英語にて直接コミュニケーションを図ってきたが、理解が噛み合わない部分が多く、会議中に詳細部分まで詰め切れないので、結局メールで往信することになり、時間と労力がかかるとお困りであった。会議に立ち会ってみると、英語の専門用語については双方問題ないが、プロジェクトの進め方に関する習慣、規制の解釈などが大きく異なることから問題が生じていることがわかった。通訳では安全に中立な立場をとりつつも、理解が深まらない場合は、問題点を相対化して指摘するなどの工夫も行った。結果、あやふやな理解がなくなり、相手のスタンスもよく分かるようになったとの評価をいただいている。
通訳対象
アテンド通訳 | 出張、旅行時の同行 |
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展示会通訳 | 展示会ブース説明員、展示会ブース訪問 |
商談通訳 | 企業訪問、視察、打ち合わせ、ウェブ会議、電話会議 |
ヒアリング通訳 | 調査時のインタビュー |
監査・査察通訳 | 検収、検査、企業監査、査察、デューデリ |
式典通訳 | 表敬訪問、レセプション |
会議通訳 | 国際学会、国際会議 |
通訳料金には内容の難易度が反映されます。一般的には図の下段にある分野の方が難易度は高いとされています。また逐次通訳よりも、同時通訳(ウィスパリング通訳)の方が高度な通訳技術と経験を要するため、価格設定は高くなります。
また出張時の移動拘束、前泊の有無、交通費などの経費が発生することがございます。
お見積もりをご希望でしたらこちらまでお問い合わせください。
ドイツ語翻訳
現地の豊富な人材による翻訳
翻訳対象
- マニュアル翻訳
- 会議資料翻訳
- 特許翻訳
- 契約書翻訳
自動車産業、機械をはじめとする基幹産業が日本と共通するドイツでは、日本からの製造業の進出、製品の輸入も増えています。このため、技術マニュアル、要求仕様書など大量文書の翻訳需要が高いと言えます。さらに技術交流が盛んな両国においては、契約書、特許翻訳についても多くのご依頼があります。また戦略的な営業、市場進出のために、プレゼン・会議資料などを国際共通語の英語ではなく、現地語であるドイツ語に翻訳するクライアントも増えてきています。ドイツ現地に所在する当社では、日本語、ドイツ語を母語とする豊富な人材で多様なニーズにお応えしております。
戦略としてのドイツ語翻訳
外国語で文書を作成する場合、まずは英語化が必須であり、現地語は英語の補助的な役割という位置づけが多いのではないでしょうか。英語なら社内で翻訳できるから、あるいは英語は共通言語だからなどの理由があるでしょう。しかし戦略的に見た場合、それはベストな選択と言えるでしょうか。母語は多くの人にとって特別なものです。母語で書かれた文書は内容把握、ニュアンス理解、アピール力の面で外国語よりもはるかに優れているケースが多いのです。Miyake Research & Communicationはドイツのビジネスシーンにおいて適切で自然なドイツ語翻訳を提供し、ビジネスのさらなる高効化に貢献いたします。
事例 ホームページテクスト・プレゼン資料翻訳
ドイツ市場開拓を図る日系サプライヤー様のホームページテキストの独語翻訳。また英語版の企業プロフィール、プレゼン資料もドイツ語で作成した。もちろん英語資料でも良いのだが、現地語でのアプローチはそれだけで相手に安心感と信頼感を与えることができる。製造現場は現在もドイツ語のみのところが多く、従って、技術的な内容こそドイツ語化したほうが営業効果も高まる。本件のお客様も現地語でコミュニケーションできる心理的な近さから、ドイツメーカーからの発注にこぎ着けることができた。
ドイツ専門家の集団
現地の豊富なネットワークを活かし、翻訳家のバックグラウンドや経験から翻訳文書に適性のある人材に委託します。弊社が委託する翻訳者らは長く現地に在住し、高い語学スキルと長年培った翻訳経験を持ち合わせた専門家です。分野ごとの専門知識のみならず、文体などのTPOをわきまえた翻訳に長けています。
日本語、ドイツ語翻訳共に翻訳者以外による文書チェック、ネイティブチェックを入れます。翻訳過程では、訳語の適性や語彙の意味についてお客様に問い合わせさせていただくこともございます。こうしたやり取りを通して、お客様にご納得いただける品質をお約束いたします。
事例 入札書類の翻訳
日系メーカーがドイツでの公共入札に参加することになった。応札期間は3週間、その間に大量の入札資料をドイツ語から日本語に、また日本企業側で作成した応札書類を日本語からドイツ語にする必要があった。このため、まず日本語を母語とする10名からなる翻訳者チームを組織。入札発表から24時間以内に翻訳パートの割り振りを決め翻訳作業を開始。チェック作業を含め、わずか1週間の間にほぼ全ての翻訳を完了した。さらにドイツ語ネイティブスピーカーによる応札書類の翻訳を行い、クライアント企業は応札期限までに書類を提出することができた。現地翻訳者の非常に高いモチベーションとチームワークが可能にした案件であった。
お取扱い翻訳分野
ビジネス全般 | 社内文書、議事録、製品パンフレット、プレゼン資料 |
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広報、PR | 企業ホームページ、CSR報告書、プレス記事、パンフレット |
経済・金融・会計 | 年次報告書、財務諸表、IR文書、監査報告書 |
技術(機械、電気、ソフトウェア) | マニュアル、仕様書、テストレポート |
医薬・医療機器 | 仕様書、プロトコル、監査報告書 |
法律・契約書 | 契約書、法令、証明書、特許文書など |
価格には文書の難易度、校正の入念さ、納期などが反映されます。一般的には図の下段にある分野の方が難易度は高いとされています。
お見積もりをご希望でしたらこちらまでお問い合わせください。