ドイツビジネス情報

本コーナー「ドイツビジネス情報」では、ドイツ国内の時事ニュースを掲載しております。さらに詳細が知りたい、取り上げて欲しいトピックがあるなどのご要望がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

ドイツビジネス情報:経済面で見るドイツの魅力

べルリンで日本人がヘアドネーションをした話

今回は少々個人的な話になる。 2020年の最初のロックダウンを迎えた時、ドイツでは一時、理容院・美容院も営業停止になった。まだコロナウイルスに対する知識も情報も今ほどにはなく、ワクチンも開発されていなかった頃の話だ。とにかく、人的な接触を極限にまで減らし家に篭ること、これ以外に対策らしい対策はなかった。

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ドイツインフレの現状

ここのところなんでも高くなっていてびっくりする。先日は出張の移動中にパクついたファーストフードの値段に驚いた。ハンバーガー単品で頼んだだけなのに6.59ユーロもした。いや、確かにちょっとデラックスな種類(Big Tasty

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ドイツ語通訳

ドイツのミニジョブ制度

海外に事務所を構えたばかりの日本企業にとって、ちょっとした事務仕事を手っ取り早く誰かに手伝ってほしいといった場面はよくあることだろう。ドイツではこのような場合に「ミニジョブ(Minijob)」と呼ばれる雇用制度がある。今回はドイツのミニジョブの形について紹介し、そのメリット・デメリットについても論じてみたい。  

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ドイツ半導体市場動向

半導体チップ不足による生産調整 2021年春、筆者はドイツのとある自動車部品工場で、日本企業の立ち上げプロジェクトに張り付いていた。この工場は自動車向けの加工部品を生産しているメーカーで、最大のお客様はダイムラーである。ある日、通称ダイムラーホールの加工ラインが一斉に止まった。普段ならすし詰め状態の加工機が立てる騒音で耳栓は必須、喋る時はほぼ叫んでいるような環境なのに、水を打ったような静けさだ。この日から約二週間に渡り、全ラインが止まったままだった。理由は、半導体部品が不足したことにより、エンドの自動車会社が組み立てを続けられなくなったため、その他、加工部品の引きがなくなってしまったことだった。本来、半導体とは全く無縁のはずの加工屋さんが、とばっちりを受けた格好だ。さらに携帯電話などエレクトロニクスと自動車の業界間で、半導体チップの取り合いもあったらしい。日頃から薄利の自動車業界は、この品薄状態でも高値で半導体チップを買い取ることができない。業界間の争いにも敗れ、自動車業界には半導体部品が全く回ってこなくなってしまったのである。 

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