ドイツビジネス情報
本コーナー「ドイツビジネス情報」では、ドイツ国内の時事ニュースを掲載しております。さらに詳細が知りたい、取り上げて欲しいトピックがあるなどのご要望がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

べルリンで日本人がヘアドネーションをした話
今回は少々個人的な話になる。 2020年の最初のロックダウンを迎えた時、ドイツでは一時、理容院・美容院も営業停止になった。まだコロナウイルスに対する知識も情報も今ほどにはなく、ワクチンも開発されていなかった頃の話だ。とにかく、人的な接触を極限にまで減らし家に篭ること、これ以外に対策らしい対策はなかった。

ドイツインフレの現状
ここのところなんでも高くなっていてびっくりする。先日は出張の移動中にパクついたファーストフードの値段に驚いた。ハンバーガー単品で頼んだだけなのに6.59ユーロもした。いや、確かにちょっとデラックスな種類(Big Tasty

ドイツのロシアガス危機まとめ
ロシアからのガス供給が著しく制限されている。ロシアからの天然ガスをドイツに輸送する「ノルドストリーム1」のガス供給量は容量の20%にとどまっている。ロシア国営のガス事業者ガスプロムはこの原因を修理中のタービンが1台欠けているためと説明した。

ドイツ水素エンジンへの夢
1990年代末、BMWがE 38シリーズの水素エンジン搭載テスト車両を発表したとき、業界では大きな驚きをもって迎えられた。BMWは乗用車で初めて水素を液体燃料として内燃機関に使用する試みを行ったメーカーである。

ドイツ半導体市場動向
2021年春、筆者はドイツのとある自動車部品工場で、日本企業の立ち上げプロジェクトに張り付いていた。この工場は自動車向けの加工部品を生産しているメーカーで、最大のお客様はダイムラーである。ある日、通称ダイムラーホールの加工ラインが一斉に止まった。

ドイツ政府のウクライナ難民受け入れは移民政策の「ダブルスタンダード」か
2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻して以後、多くのウクライナ人が祖国を追われ、隣国に保護を求めている。その数はすでに430万人を超えているという(4月10日現在)。ドイツでも4月6日までに31万人のウクライナ人が戦争難民として登録されたという。ウクライナから逃れてきた人達の84%までが女性で、そのうちの58%が子供を連れているという。